分電盤の工事承ります
電気の欠かせない今の生活を円滑に安心して保持していくため、電気を制御し安定供給してくれるのが分電盤です。例えば同時に多くの電気機器を動かしてしまい、回路が過負荷になったときには分電盤内部のブレーカーによって電路を遮断し、安全を確保します。またケーブルの損傷によりショート事故が発生した場合でも、分電盤内部のブレーカーが事故を検出して電路を遮断します。普段頻繁に接触する場所ではありませんが、定期的に点検し不具合があれば改善するようにしましょう。
電気のサポートひまわり電気設備では、分電盤の点検・工事を承っております。
まずはお気軽にお問い合わせください
TEL:045-585-4472
分電盤と一言にいっても様々なタイプがあります。
年季が入った分電盤 | ご家庭でよく見る分電盤 | 工場や店舗の複雑な分電盤 |
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分電盤やブレーカーの修理などには、感電や電気火災につながる恐れがあるため第2種電気工事士の資格が必要です。
ご家庭・店舗・工場・会社などで分電盤・ブレーカーの接続部分の変色や異臭などに気づいたら早めにご相談ください
感震ブレーカー
漏電ブレーカーを設置しましょう
★日常生活で気にすべき点
●通電火災の対策・・・感震ブレーカーの設置
地震によってケーブルやコード、各種家電製品が損傷すると、漏電や発熱によって感電や火災事故につながります。地震を要因とした電気火災は、発生のおそれが非常に高く、その多くが「通電火災」と呼ばれる、停電が復旧したときに発生する火災が原因とされています。ここで、通電火災が発生する仕組みを説明します。
地震が発生する以前に使用していた照明器具、電気ヒーター、オーブンといった電気を熱源とする機器は、地震発生直後に停電が発生すれば電源供給が遮断されます。しかし、これら電気機器のスイッチをオフにせず避難してしまうと、電力会社からの送電再開によりこれら電気機器に電気が供給されてしまいます。
照明はあまり問題になりませんが、電気ヒーターなどは火災の原因となります。大きな地震では家具などが倒れていたり、使っている電気ヒーターに毛布や衣類、棚から落ちたものが覆いかぶさっている可能性があります。このような状態で電力会社からの通電が再開すると、ヒーターの熱で着火し火災につながります。これが通電の発生の流れ火災です。
電気ヒーターには下部にセンサーが設けられており、ヒーターが傾いていたり倒れていれば。安全装置によって通電がオフになります。しかし、ヒーターが立ったままの状態で衣類が覆いかぶさっているような状況も考えられますので完全とはいえません。
感震装置は、一定以上の揺れを検出した際にブレーカーを自動的に落とすというシステムで、震災後の電気的な安全対策として注目されています。
地震発生時にブレーカーを自動的に動作させれば、電力会社からの電力が復旧しても、電気ヒーターなど危険な電気機器への通電を防止できます。
●トラッキング現象
トラッキング現象とは、コンセントにプラグを長い期間差し込んだままにしておくと、プラグとコンセントの間にホコリがたまり、湿気を帯びると火花が出ます。これを長い間放っておくとプラグ間に電気が流れ、発熱し発火につながる現象を「トラッキング現象」といいます。
家電製品は使用していなくても通電状態であれば、いつでも出火する可能性があります。長時間コンセントを入れたままにする冷蔵庫・テレビやビデオ・パソコンに起こりやすく、キッチンや洗面所など湿気の多い場所も注意が必要です。
●漏電現象
漏電とは・・・電気の漏れを防止するため、屋内配線や電気機器にはあらかじめ絶縁物が取り付けられていますが、この絶縁物が老朽化で損傷したり、水をかぶったりすると、電気が漏れる「漏電」が起こります。漏電は感電事故や火災の原因になるものです。
漏電では、最も直接的な現象に感電が挙げられます。特に家庭用商用電源では電流で負傷したり致死の危険もあるため、注意が必要です。絶縁破壊に至っている機器を知らずに使用したり素人修理や改造して使用し、感電するケースは後を絶たちません。また、台所や風呂場など水を使う場所で利用していて、事故に遭うケースも少なくありません。
●過電流
電流が流れる電気回路はジュール熱で熱を帯びますが、設計された耐熱温度を超えると、発火により火災を起こします。火災に至らないまでも絶縁皮膜が融け、漏電やショートを起こす場合も少なくありません。いわゆるたこ足配線でテーブルタップなどの先に幾つもの消費電力が大きい家電(暖房器具や掃除機など)を接続して使うと、安価なテーブルタップや長いケーブルは熱を帯びます。接続して使用する機器の合計消費電力にも注意を払う必要があります。
この他には、安全装置である接地に電力が流れている場合は、実害がないため気付かないでいると、消費電力が余計にかかることもありますが、こちらは漏電遮断器やヒューズが作動するため、停電に陥る場合もあります。この場合は火事や感電といった最悪の事態は回避されるものの、停電に伴う不便な状態になります。
≪対策≫
・差し込みプラグを抜く際は、コード部分を持って引っ張らないで、プラグ本体を持つようにしましょう。
・差し込みプラグは、コンセントと緩みがないか点検しましょう。
・コードが家具などの下敷きになったり、押しつけなどにより傷つかないように注意しましょう。
・コードを束ねたり、ねじれたままの状態で使用しないようにしましょう。
・コンロの上方など、コードが加熱されるような場所での使用はやめましょう。
・ビニールコードを柱などにステップル止めするのはやめましょう。
・コンセントやコードには使用できる電気量に制限があります。表示されている電気量を確認して使用しましょう。
・心線(コードなどの中心部にある銅線)同士をねじり合わせて、直接つなげて使用することは危険です。コードとコードを
つなぐ場合は、接続器を使用しましょう。
・物置きやクローゼット内の白熱電球の近くに、衣類や寝具を置かないようにしましょう。
・点灯中の白熱電球の温度は高温となっているので、接触によるやけどに注意しましょう。
・クリップ式の白熱電球は、傾きや緩みでずれていないか点検しましょう。
・蛍光灯の安定器は、定期的に点検や交換を行いましょう。
・照明器具に衣類やタオルなどの物を載せたり、覆いかぶせないようにしましょう。
・照明器具を使用した後は、スイッチを必ず切り、安全を確認しましょう。